「癒しの森」
自宅から散歩道の距離にある森である。多摩川の下流に沿って江戸時代につくられた呑川までの六郷用水がある。多摩川の近くではささやかな清流に鯉が泳ぎ湧き水があるが、途中から丘陵となり水は地下に潜る辺りの普通の森である。翠に囲まれ箱根の山林を思わせる雰囲気だ。橙と青の間にある緑の光の波長は517〜527nmだが、顔料の群緑、緑青、青草がぴったりのしっとり感と優しさがある。
徳増 厚二
これまでの表紙
日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会のトップページに戻る